ネットで「最近の大学生がインストールしているスマホアプリ」の中にも入っていた、フリマアプリの「メルカリ」。話題になっているから、というよりも、家の不用品を処分したいというニーズがあり、今回使ってみた、その体験記です。
結論としては、かなりハマりました。
まず、きっかけは、戸棚にもう10年近く眠っていた、某海外有名ブランドのマグカップ。
結婚式の引き出物でもらったもの。いや、かわいいとは思うの。でも、使うことはないし、食器棚に置きたいとも思わない。ごめんなさい。色々。
と言って持っていてもな…という時にふと、これ、「メルカリで売れるんじゃない?」と思って、アプリをインストール。そして、試に同商品で検索してみると、これが、たくさん引っかかる。
こんな感じで続々とSOLDの嵐。
しかも、売上金額の平均が5,000円前後。これはオイシイ!ということで出品することに。
やってみてわかるのは、メルカリの使い勝手の良さ。アプリ内で写真を撮影→アップして、文章作って、値段を決めれば、即出品。ヤフオクとは、その手間がくらべものにならないくらい簡単。
これは流行るな、と納得。
さて、一番悩んだのが、この価格設定。
メルカリで面白いのは、検索時に「売り切れ」で検索できること。これをチェックして検索すると、すでに「SOLD」になった商品だけ検索できる。最初は売れた製品も検索に引っかかるのが邪魔だなと思っていたけれど、出品する側にとってはこれが必須。要は相場が一覧できるわけで。
今回のマグカップも代替4500-5500くらいが相場の様子。初めてということもあって、あと、早く売ってしまいたいこともあり、今回は「4900円」で出品!
すると、数分後には「いいね!」が何個も付くし、その5-10分後にはコメントが!
- 一人目のコメントが「4,000円になりませんか?」、
- その後、別の人から「4,500円でお願いできませんか?」と。
あわわ、これはどうしたもんか、、と焦りつつも、これは価格下げなくても売れそうだなと踏み、値下げはちょっと待ってと返事。すると、その十分後には別の方から「購入します!」とのコメント。そして、購入。
というわけで、出品してから30分くらいで販売終了!
「メルカリ、すごいな」と。
もちろん、これは、このブランドの商品が人気というのが大きかったのだけれど、それにしても、この破壊力はちょっと、時代が変わったなと。その後、早速発送手続きもして、その日のうちに発送。翌日には商品が届いた連絡もあり、取引完結。
ちなみに、取引はステップはアプリ上で管理されていて、こちらの発送と先方の受取のステータスが更新されてはじめて取引が完了。そうすると売上金が自分のアカウントに入ってくる仕組み。
この売上金は自分の好きなタイミングで自分の指定口座に振り込みを依頼できるのだけれど、基本的には手数料が210円かかってしまう。ただ、メルカリはよくできていて、振込みが10,000円を超えた場合は、手数料がタダになる。つまり、更に出品することが動機付けされる。よくできたモデル。
もちろん、自分も漏れなく、このあと色々出品した人間。
不要になった、プラスマイナスゼロの電気ヒーターに始まり、iPhoneのレザーケース。
そして、この前、購入したMacbook Proにより不要になった、iMacも!
このiMacにいたっては、業者の買い取り値段が、状態が良い前提でもせいぜい10,000円のところ、なんと30,000円で販売できたり。ついでに、使っていなかった5年前くらいに購入したiPod touchも販売。
一覧にすると、
- 某ブランドのペアマグカップ → 4,900円
- プラスマイナスゼロの電気ヒーター → 2,750円
- iMac 2008モデル → 30,000円
- 上記iMacのメモリ(増設で不要になったため) → 1,000円
- iPod touch 第4世代 32GB → 7,300円
- iPhone 6plus レザーケース → 2,000円
- ももクロの限定色紙(拇印入り) →3,300円
- チュニジアで買ったシーシャ(水たばこ) → 4,000円
調子に乗って出品した、押入れで眠っていた水タバコまで売れるとは。たぶん、現地では20ドルくらいで買ったような。
というわけで、売上ベースで50,000円超え。
実際にはメルカリは手数料10%と、送料もかかるけれど、50,000円弱の収入ということで、不用品を売ったにしては十分な金額が手元に入ってきました。
かなり満足です。
今は、家にある色々なものが商品に見えてきて仕方がない、笑。とりあえず、1クール、出品は終わったと思うので、また、何か部屋の片づけしながら、不要なものは出品していこうかなと。
あと、メルカリを使ってみて、思うことも色々あったので、分析めいたことは、また別の機会に。
拝。