50の風景と、風景にまつわる言葉。

小さな世界の窓から見える色々な風景のひとつずつ。

12K

いきなりですが、人の縁というものを大切に思っている人間です。

でも、一方で、人の結婚式の二次会に12,000円を出すのは、正直に惜しい。

 

11月2日の夜、ボランティア団体で一緒に活動していた後輩の二次会に呼ばれ、

世田谷の方まで足を運んできました。

 

その後輩と会わなかったら、その団体には間違いなく参加していないし、

そこでの活動は自分の人生にとってとても貴重なものだったし、

その縁というのは本当に大切なもの。

 

しかし、その団体には数少ない社会人として参加していたこともあり若干のアウェイ。

そして、二次会の空しさを熟知する程には歳を重ねてきているわけで。

後輩の幸せを喜びつつも、そこに12Kという対価があるのかを自問自答してしまう。

 

そこにある違和感のようなもの。

それは、人を祝うことと、お金を払うことにそこまでの相関がないからだと思う。

 

人を祝うことは無形のもの。

それを無理矢理に形にするために式というものがあるとすれば、

そこにお金を払うことはその形に払うことになり、その中身にではない。

 

結婚式シーズンは出費が、、という会話はよく聞くけれども、

これは本音と建前という日本人ならではの現象。

 

もういい加減、二次会とか止めません?

なお、飲み会は歓迎。