のではなく、単純にwarという言葉を「使って」よい人間と、そうでない人間がいるのだなと思った出来事について。
友人と三人で、渋谷のボウリング場に行った時のこと。
いつものようにボウリング場は若者や家族連れで一杯で、我々が受付した時点で、待ち時間30分と言われた。
することもないので、受付脇にあるゲームコーナーの隅でおしゃべりしていると、続々と人がやってくる。
その中に外国人の男女四人連れがいて、同じく待つことにしたらしい。そして、そのうち男性二人はゲームコーナーにあった射撃ゲーム(実際の銃型のコートローラーを使うやつ)を始め出した。
男性二人はどちらもマッチョ型だったので、銃を構えた様があまりにも本格感があったので、まずそこに笑ってしまったのだけれど、その後の極め付けは、彼らのボウリングの番が回ってきて受付に呼ばれた時のこと。
ちなみに、このボウリング場は照明を落としたフロアと普通のフロアがあって、我々は普通のフロア希望を出していたところ、外国人の集団はどちらでも良いとしたらしく、我々より先に順番が回ってきた。
受付に呼ばれた女性陣に「行くよ」と呼ばれた時の男性陣のリアクション。
『wait. we are in the war』(キリッ)
いや、もう、あまりにもガチ過ぎて吹いちゃったし。
でも、その台詞はあまりにも似合っていたし、同じ台詞を日本人が言う資格はないな、と。
残念ながら、彼らとはそれっきりだったのだけれど、彼らのボウリング姿をぜひみたかった、、
それにしても、「戦争」という言葉はあまりにも遠いけれど、「war」という言葉には嫌な現実感がある。
気軽に戦争という言葉は使いたくないけれど、気軽に戦争という言葉を使えるくらいには、僕らは平和な世界を生きている。