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50の風景と、風景にまつわる言葉。

小さな世界の窓から見える色々な風景のひとつずつ。

風邪とマラリア

風邪を引きました。

何故か必ず自己申告される病気、風邪。

 

もしかしたら、もっと悪い病気かもしれないのに。でも、たぶん、これはきっと風邪。

 

つまるところは「調子悪い」=「風邪」なのが、この日本。ところで、アフリカでは「調子悪い」=「マラリア」。

 

西アフリカのある国の病院では、診断表の欄に「重いマラリア」「軽いマラリア」というのがあって、どっちもマラリアだろう、と突っ込みたくなるところ、でも、現地の人にとっては風邪=マラリアなので、風邪っぽい人に「どうしたの?」って聞くと、大体「ちょっとマラリアで、、」という答えが返ってきます。

 

さらに、よくわからない現地特有の不思議な薬があって、それは病院でもらう薬よりも値段が安いので、大抵の人はそっちを飲んでます。

 

その薬が効くのかは正直なところよくわからないけれど、みんな、結局は風邪なので、そのうち治るので、その薬が効く、ということはみんなが信じるところ。

 

それにしても、「マラリア」って概念がそこまで拡大されることはとても興味深い。「風邪」も使いやすい言葉だとは思ったけれど、国が違うと言葉の概念が変わるというのは面白いものです。

 

ちなみに、アフリカのとある国では「風邪」という概念はありませんでした。